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- フランスの薔薇史 -
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「フレンチ・ローズ」の名をもって、フランス作出のバラたちが脚光を浴びようとしています。 では、皆さまにひとつ質問を。 18世紀までヨーロッパで栽培されていたバラはわずかに4種、ガリカ、ダマスク、アルバ、ケンティフォリアだけでした。しかし、東洋のバラがヨーロッパに渡った18世紀以降、バラの品種改良は飛躍的に進みました。この頃のイギリスはといえば海運大国でしたから、その主な上陸地がイギリスとなるは必然。よってバラの品種改良の波はまずイギリスに巻き起こり、フランスへと伝播して、アメリカに広がっていきましたが、18世紀末〜19世紀に作出されたオールドローズを調べてみると、その多くがフランスで誕生していますよね。ああ、モダンローズ第1号はその名も「ラ・フランス」でしたね。^^; では、何故フランスであったのか? 実は今回、国際バラとガーデニングショウの出展のため、メイアン、ギヨーを調べていたら(両社とも創業の地はリヨンです)、驚天動地!? なんと、リヨンってところは、作出家の宝庫だったのです。 人の手が生み出したすべてのバラは物語を持っています。その物語を知ること、それもまたバラを育てる愉しみとはならないでしょうか? リヨンがバラ栽培の核となり、モダンローズを生み出すに至った理由は、ナポレオン妃ジョセフィーヌともしっかり関連があるのです。19世紀初頭のリヨンはバラの栽培とは無縁の地でした。でも、リヨンが好きだったジョセフィーヌは1793年に設立されたクロワ・ルースの植物園に多くのバラを植えさせました。このバラたちはその後1857年にテット・ドール公園に移植されました。 それではなちゅびスタッフが半ば楽しみつつ、半ば悲鳴をあげながら蒐集していったリヨン、マルメゾンを核とした仏蘭西の薔薇、作出家の系譜をご照覧くださいませ。 2007.05 国際バラとガーデニングショー出展記念 |